最大応力・応答値のテーブル表示機能
各部材や各節点の最大値を確認する際にはCSV出力機能で確認されている方も多いのではないでしょうか?また、特定の階やフレームの要素を確認したいときなどもあるかと思います。
今回はRESP-Dの選択した階や軸組フレームの柱や梁、節点変位などの解析結果の最大値をRESP-Dの画面上で確認する方法を紹介します。
使い方と使用例
テーブル表示の確認は確認したい解析を行った後に、画面上部の以下のアイコンを選択します。
選択すると以下のようなテーブル表示専用のダイアログが表示されます。
画像では2Fの柱について長期の解析結果が表示されています。
表示する項目を変更する方法は以下の通りです。
- RESP-Dの画面上で伏図もしくは軸組図を選択
- 確認したい階または軸を表示
- 画面左から確認したい要素(柱や梁)を操作対象として選択
- テーブル表示ダイアログの左上のコンボボックスから確認したい解析を選択
上記の工程で特定の解析結果を確認することが出来ます。
また、伏図または軸組上で要素を選択することで、選択した要素のみに結果の表示を絞ることも出来ます。
以下の動画は動的解析結果の最大応答値を表示させた一例です。
※節点の応答値は現在変位のみ出力する仕様となっております。
※現在(2021/4/5)モデルに存在しない部材を操作対象として選択してテーブル表示をした場合、エラーとなってしまう現象を確認しております。本エラーは今後のアップデートで修正を予定しています。
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今回使用したソフト RESP-D