Q. 加振終了後の自由振動まで解析して残留変形を求めるにはどのようにすればよいでしょうか。

 

A. 解析ケース設定で地震波の継続時間より長い終了時間を設定すれば、自由振動として考慮できます。

 

以下はEl Centro NS(継続時間 53.76秒)を100秒まで自由振動させる設定です。

 

応答解析を行い、実際に入力加速度を見てみると以下のように継続時間後は入力が0の波形が入力されていることが確認できます。

入力加速度時刻歴

 

基礎免震建物において解析を行い、結果ファイル(履歴出力指定を行っていれば、振動解析結果フォルダに所定のファイル名で出力されます)を確認してみます。

今回の結果では免震層においてごくわずかに(9mm程度)残留変形が生じています。

 

免震層応答変位時刻歴

 

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