オイルダンパーを縦置きするには?

ある業界誌を見ていたところ、建物最下層にオイルダンパーを縦に柱のように配置し、上層をブレースで硬くすることでロッキング変形に対してオイルダンパーを効率的に作用させるというシステムを見かけました。

RESP-Dでは直接的な縦置きのダンパー配置には対応していませんが、ちょっとした工夫でモデル化自体はできそうでしたので、やってみました。

 

モデル概要

モデルの軸組図は以下の通りです。

手順は以下の通りです。

 

1. 軸を2つ追加する(今回はX2通りの左側、X3通りの右側に追加しています)

 

軸追加前

 

軸追加後

 

2. 節点間ブレースでオイルダンパーを斜めに配置する

 

節点間ブレース追加

 

3. 追加した軸の節点を実際に接続したい軸位置の節点に結合する

節点結合

以上で縦置きダンパーの配置は完成です。

 

まとめ

今回は縦置きダンパーの入力方法について解説しました。チームメンバーに聞いたところ、今回のような場合以外でも、構造物によっては直接屋根の上下動を低減する目的で縦にオイルダンパーを配置したくなる場面もあるとのことですので、そういった場面でもご活用いただけますと幸いです。

RESP-Dは自由度の高いプログラムですので、一見対応していなさそうな配置形式でも工夫次第でモデル化できる場合があります。

モデル化でお悩みの際は、サポートにぜひご相談ください。

今回使用したソフト RESP-D


時刻歴応答解析による設計を支援する統合構造計算プログラム

詳細はこちらから

 

 

 

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