大梁の中間に取り付く粘性制震壁に対して実効変形を考慮して検討したい

大梁の中間部に配置した粘性制震壁を検討するにあたって、柱と柱の間に制震壁を配置した場合、制震壁に生じる変形は大梁の変形を無視した変形となり、制震効果を過剰評価することになってしまいます。適切な評価を行うには大梁を分割し、中間に正しく制震壁を配置する必要があります。

【ステップ】
1. 粘性制震壁を配置する梁の中間部に新しい軸を 2 つ追加します。
2. 大梁を 3 分割し、分割した上下の大梁の節点にダミーの柱を配置しま
す。
3. ダミー柱間に粘性制震壁を配置します。
4. 立体振動解析を行い、結果を確認します。

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23_大梁の中間に取り付く粘性制震壁に対して実効変形を考慮して検討したい

今回使用したソフト RESP-D


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