Q. 立体振動解析時に、任意の位置の最大層間変位を出力したいです。

A. RESP-Dでは、「計算条件」>「計算結果出力条件」より、任意の位置の層間変位を出力する機能を用途に応じて3つご用意しております。以下、それぞれご紹介いたします。

①「層間変位計算設定」
層間変位を計算する節点を軸位置で指定します。
範囲指定も可能で、範囲指定した場合は上節点の応答変位の平均と下節点の応答変位の平均から層間変位を算出します。
建物隅角部の層間変位を出力したいときなどに利用できます。
結果は以下で確認できます。
・ファイル > データ変換出力 > csv出力 > 解析結果 > 振動解析結果 > 指定節点の層間変位
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDefineDrift_UserDirftCalc」で検索

②「層間変位計算座標設定」
層間変位を計算する節点をX座標、Y座標で指定します。
部材が直接配置されていない位置の層間変位を取得したい場合に利用できます。
結果は以下で確認できます。
・ファイル > データ変換出力 > csv出力 > 解析結果 > 振動解析結果 > 指定座標の層間変位
・計算・出力 > 立体振動解析結果 > 層の最大応答値テーブル(指定座標)
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDirftCalcCoord」で検索

③「任意層間変位計算設定」
平面方向はX方向軸、Y方向軸で指定し、高さ方向も下階、上階で指定可能です。
吹き抜けに配置された柱の層間変位など、直接2点間の層間変位を取得したい場合に利用できます。
結果は以下で確認できます。
・計算・出力 > 立体振動解析結果 > 任意層の最大応答値テーブル
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDefineDriftByTwoNode」で検索

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